「内定っぽいのに確定じゃない」外資転職の最終面接で感じた不安

キャリア論

「おかしいな。まだ内定したわけでもないのに。」

いよいよ、企業との最終面接。

リモートで、先方の人事の方との面接が始まったのだが、もう選考するような会話ではなくなっていた。

勤務時間は何時から何時までで、給与の支払日やボーナス支給日の説明。

さらに驚くことに、福利厚生についての説明など、すでに内定が決まったかのような内容の説明をされた。

途中で、

「もう採用確定してるのですか」

と聞きたくなるほどだったが、さすがに先走りすぎだと自制しながら、説明を聞いていた。

外資系企業というと、あまり福利厚生などはないイメージもあったのだが、この企業は食事に関する福利厚生制度があったりした。

ここ最近の物価高の影響で、都内でランチを食べると1,000円で収まらないこともザラにあったりする。

僕は、副業もしていてお小遣い制ではないからいいのだが、それでも多少福利厚生があると助かる。

ただし、それは仕事をする上での本質的なものではない。

今回の面接は、採用に関わる本質的な質問や説明などは、ほとんど無かった。

僕としては、ホッとしたというよりも、もう決まりでいいのか?という疑問が頭の中を覆い尽くした。

さて、どうしたものか。

これから先のことを考えるのも、モヤモヤする。

ただ、1つだけ言えるのは、日本側の採用担当者としては、間違いなく「内定」を出したいという気持ちはあると思う。

その証拠に、本国側への稟議をこれから提出するという話があった。

早ければ1週間後の来週末、遅くともその翌週の前半には結果が出るという。

それまで、待つしかない。

自分の中では、

「最終承認だけだから大丈夫だろう」

とは思ったのだが、実際にそういう採用される側に立ってみると、悪い想定もしてしまう。

たとえば、急に予算がなくなったとか、方針が変わったとか、外資ではありえなくはない。

しかし、僕という人物像に関しては、日本側の人事でチェック済みだし、本国側の社員は、僕と会ったわけでもないし、会話したわけでもないので、人物像での評価で落とされる可能性は低いと分析していた。

ただし、僕のことで落とされる理由があるとしたら、希望年収が高すぎるので、交渉しろと日本側の人事に稟議を差し戻す可能性はある。

僕はリモート面談で使ったMacBookを片付けながら、そんなことを考えていた。

そして、午後から仕事に向かう前に、エージェントの担当者に報告の電話を入れた。

エージェントには、採用後の説明がほとんどで、あとは稟議待ちになったことを伝えた。

ただ、僕も気が小さいので、ダメ元でこんなことをエージェントに聞いてしまった。

「ほぼ内定確定と見ていいでしょうか?」

本当に、今考えてみるとなんて野暮な質問なんだと思う。

穴があったら入りたい。

エージェントは電話越しで困ったように

「絶対とはいえないですが」

という感じで、一応可能性は高いと言ってくれた。

とはいえ、僕だって100%大丈夫だとは思ってはいないし、落とされてもエージェントの担当者にクレームを入れるなんてことも、1ミリも考えていない。

ただ、少しでも安心したかっただけだった。

僕は、まだまだ人間としての器が小さい。

その日の午後は会社に出社して、翌週も普段通りの感じで仕事をこなしていた。

ただし、どうしても先の見えない不安やモヤモヤを解消してから帰宅するために、毎晩、会社近くのバーミヤンに通った。

黒霧島のボトルを入れて、毎日水割り2、3杯と、餃子3個とメンマで気を紛らわせた。

それと、不安を少しでも減らすために、ChatGPTに、考えられる現在の状況を何度も聞いた。

いくら聞いても「採用」の確約はもらえないのに。。。

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