あなたは不動産をネットで見ただけで、そのエリアを判断してないだろうか?
僕は、気になっているエリアの近くを車で通ったときには、少し寄り道して、そのエリアをぐるっと一周することがある。
あるとき僕は、千葉県の大網白里市の物件をネットを見ていて、継続的に安い物件が沢山出ているエリアを見つけた。
「このエリアって、どうしてこんなに安い物件が出ているのだろう」
そう思った僕は、そのエリアの近くを通った際に、妻に
「ちょっとだけ寄り道してもいい?」
と言って、そのエリアに車を走らせてぐるっと1周まわってみた。
「なるほど、このエリアは道路も狭いし、空き家が点在しているのか」
実際に現地に行ってみると、県道から横にそれたところにある集落で、道路が狭く、いかにも空き家が多くて雰囲気が悪い。
一言で言いにくいのだが、「不気味」という言葉が一番近い気がする。
また、一方では行ってみてプラスの感覚になることもある。
ある日、千葉県の東金市を走っていたときにも、気になっていたエリアに立ち寄ったこともあった。
「この辺は田舎だけど、雰囲気は明るいな。」
実際に行ってみると、駅までもそれほど遠くもないし、区画整備もされていて雰囲気も明るい。
コンビニも、それほど遠くない場所にあったりもして、なんとなく明るい雰囲気なのだ。
ただ、それを言語化するのが難しい。
また、他のエリアでは、雰囲気とかではなくて、目に見てすぐにNGだってわかるエリアもある。
これも千葉県の茂原市をドライブしていた時の話だ。
「なんだか、新しいアパートが立ち並んでいるエリアなんだな」
そのエリアは、空き地が多くて、おそらく大手アパート業者が地主に営業をしてアパートを立てたのだろう。
「こんなに需要があるのか」
実際に見てみると、今のところは満室のようだが、みんな同じ時期に立てたような新しいアパートが乱立していた。
現地に行ってみて初めて分かったことばかりだ。
ロバート・キヨサキ氏の「金持ち父さん貧乏父さん」では、「具体的な行動を始めるためのヒント」が紹介されており、その1つに「ジョギング、ウォーキング、ドライブをする」というのがある。
そこで書かれている内容は、投資に値する不動産を購入するための方法として、ジョギング、ウォーキング、ドライブをすることが紹介されているのだが、僕の場合は逆に危ないエリアを見分けるために実践している。
このあたりが、ロバート・キヨサキ氏の具体的な行動と、僕が行っている行動での違いだ。
ただ、一見すると僕とロバート・キヨサキ氏では全く違った目的で「ドライブ」をするわけだが、本質として共通しているのは現場主義だという点だ。
つまり、ネットで売買不動産の情報を検索して眺めているだけでなく、現地を見て肌で感じて投資判断をするという点ではロバート・キヨサキ氏と僕は同じなのだ。
僕もよく電車の中や自宅などで、不動産のポータルサイトを普段からよく見ている。
頻繁にポータルサイトを検索していると
「あれ?なんだかこのエリアって最近売り物件がやたら多くないか」
「この物件ってずっと売れ残っているみたいだけど、このエリアって何か問題があるのか」
とか、毎日のように見ているからこそ、その動きに気がつくことが出てくるはずだ。
しかし、何も行動しない人はネットで見るだけで終わりだ。
僕は、現地にドライブで出かけて、そういった物件があるエリアの雰囲気を肌で感じるようにしている。
場合によってはお店の人などに聞いたりすることもある。
また、においとか、歩いている人の雰囲気とか、建物から感じ取れるオーラとか、現地に行くと感じるものっていうのが必ずあったりする。
そういったスペックには乗らないような感覚を感じてエリア判断するのが僕は重要だと思っている。
ロバート・キヨサキ氏は、どちらかというと物件を購入するためのプラス面(「価格」と「変化」)を見るために「ジョギング、ウォーキング、ドライブをする」ことをヒントとして書いた。
この考えは、日本でも当然に通用すると僕は思う。
ただし、以前にも忠告したが、「金持ち父さん貧乏父さん」の舞台はアメリカのハワイの話だ。
そのまま日本での不動産賃貸業にそのまま当てはめても、どうしてもしっくりしない部分もあったりする。
だから、僕はドライブをすることで、エリアの負の部分を捉えることに活用している。
なぜなら、僕の投資エリアは日本という空き家が増加している国の郊外エリアが対象だからだ。
日本では、空き家は増えている。
本当にその空き家を再生し、経営として上手く回せるかどうかの判断をして、大きな失敗を回避する。(小さな失敗は大歓迎だが)
そのために現場を見に行くのがとても重要であり、ロバート・キヨサキ氏の現場を見るという共通認識では同じだと考える。
だから、不動産賃貸業初心者のあなたには、気になるエリアを見つけたら、まずは車で1周してみてほしい。


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