内見したら買付を入れるべき?初心者が迷う「最初の一歩」

書評

「あなたは、物件を内見したら買付証明書を出すだろうか?」

ロバート・キヨサキ氏の「金持ち父さん貧乏父さん」の具体的な行動を始めるためのヒントの中では、「オファー(買付申込)をたくさんする」というのが書いてある。

僕も、これまで多くの築古戸建ての物件を内見してきたが、正直言うと、最初の頃は見に行くだけで全然買付証明を入れてなかった。

この場を借りて不動産会社の営業の方にはお詫びしたい。

僕が初めて内見をしたのは、千葉県茂原市にある60坪の家だった。

価格は160万円。

築60年ほどの家だった。

中を見ると、床と畳はボロボロ、水道は出ない、2階の屋根は剥がれ落ちて空が見えていた。

「う〜ん、正直手に負えない・・・」

初心者の僕は、不動産会社の営業マンに申し訳ないと言って帰った。

ロバートキヨサキ氏がオファー(買付申込)をたくさんしたほうがいいというのは、確かに事実ではある。

ただ、それはあくまで自分のスキルがある程度上がった状態もしくは、物件自体がそれなりの

(普通に住めるレベル)の物件に限るということだと僕は思う。

そういった条件が揃っているのであれば、気になった物件を見つけたら現地に行って、リフォーム費用を計算して、指値交渉(買付申し込み)を積極的にしたほうがいいだろう。

「ただ、いくらで指値したらいいのかわからない」

という初心者も多いと思うのだが、理由があればいくらでもいいと思う。

よく初心者がやりがちなのが、

「売出価格の半額で指値しよう!」

という、物件価値を全く無視した、売出価格が基準になった交渉の仕方だ。

僕は、不動産賃貸業というのは、三方良しでなければ継続できないと考えている。

理由なき指値というのは、「自分」のことしか見ていない交渉だ。

というか、交渉にすらなっていない。

なぜあなただけが得することを売主が飲まなければいけないのか?

仲介物件だったら、不動産会社の仲介手数料も安くなってしまう。

みんながハッピーになるところを探るのがプロの不動産賃貸業だろう。

「だって、YouTubeを見ていると、大幅な値引きが通ったとかいっているし・・・」

そんな声も聞こえてきそうだ。

しかし、そんなYouTubeを鵜呑みにしてはいけない。

彼らが言っていることは、おそらく本当の話だ。

ただし、彼らはYouTubeというエンターテイメントを提供しているので、そういった面白い話、夢のあるストーリーをしたがる。

そして、それらの大幅な値引き交渉の裏にある背景を理解しなければならない。

たとえば、人間関係による大幅値引き、過去に再生した実績、購入後にクレームを言わないという信頼感。

他にも様々な背景があったからこそ、そのような大幅指値が通ったにすぎない。

一方あなたはどうだろうか。

初心者であれば、まずは適正価格(自分なりの適正価格でいい)の交渉が通ればいい。

だから、内見をした際には適正価格を計算して、ロバートキヨサキ氏がヒントとして与えてくれたようにオファー(買付申込)をしてみよう。

買付申込をしないで、いつまでも悩んでいたら不動産賃貸業なんか始められない。

まずは行動(内見)をして、どんどん買付を入れること。

迷っているなら、まず1件だけでいい。買付を入れてみよう。

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