3軒買って分かった「入居が決まるエリア」と決まらないエリアの違い

不動産賃貸業戦略

「えっ!ぜんぜん入居者が決まらないじゃん!」

和歌山県に2軒目の築古戸建てを購入して募集開始して半年後、僕は絶望した。

内見すら入らない状況だったのだ。

僕は、初心者は首都圏などの大都市圏の郊外の物件からスタートすることをオススメする。

和歌山の家は、地方物件への取り組みのテストを目的に購入したのだが、なかなか入居者が現れなかったのだ。

ちょうどその頃、ECHOES(エコーズ)のサービスもスタートした時期だったので、ECHOESにも登録して、各不動産ポータルサイトにも掲載した。(ECHOESとは、大家が直接、複数ポータルに掲載・管理できる集客プラットフォームのこと)

それなのにだ。

ぜんぜん決まらない。。。

僕は初めての不動産賃貸業の物件を千葉県の大網白里市に購入した。

業者に依頼したり、DIYしたりして、リフォームを終え、募集したら1週間で申し込みが入った。

(実際には、その方は審査が通らなかったのだが、またその翌週くらいに申し込みが入ってすぐに決まった。)

この大網白里市の物件は単なるビギナーズラックだったのだろうか?

もう1つ、僕は今現在、新潟の物件の賃貸募集もしている。

この新潟の物件もなかなか決まらずに苦戦している。

和歌山の家は傾きと簡易水洗トイレという欠点があり、新潟の物件は最初は駐車場がないという欠点があった。

(どちらも駅からは徒歩7分程度の立地)

しかし、たしかに欠点はあるものの、そのもその内見申込みが圧倒的に少ないのだ。

ここからは、あくまで僕の独断と偏見かもしれないが、参考までに聞いてほしい。

不動産賃貸業をしている人は、必ず購入する物件の人口推移を予測して購入するだろう。

しかし、人口というのは、その自治体内だけで見てはいけないと思うのだ。

つまり、千葉県大網白里市であれば、周辺市町村を含めた人口を見る必要がある。

それと、面積だ。

大網白里市は人口約5万人の小さな市だ。しかし、周辺に政令指定都市の千葉市、北側には東金市、南側は茂原市と、市街地がある程度つながって形成されている。

しかし、新潟市や和歌山の岩出市なんかは、やはり周辺の人口としては少ないし、市の面積も広い。

つまり人口密度が低いのだ。

一言で「田舎」と表現すれば、これらの市は同じカテゴリだ。

しかし、少し解像度を上げてみると、大網白里市は田舎ではあるが、東京への通勤圏でもあるし、周辺自治体のパワーも強い。

つまり、入居者の数も多いと思うのだ。

やはり、首都圏の人口は地方とは比べ物にならない。

首都圏に住んでいると、神奈川県はどうかとか、千葉県はどうかとか、そういった議論になりがちなのだが、地方出身の僕からすると、1都3県は人口3,700万人の1つの巨大な県に見える。

そして、その周辺の「郊外」にあたるエリアであれば、賃貸需要もあり初心者にオススメだ。

ただし、僕のオススメは大都市圏の「郊外」であって、極端な「田舎」ではない。

そして、一番大事なのは、自分の解像度を高めてエリアを選定する自分の物差しの精度を高めることだ。

とはいえ、これはあくまで僕の体験談。最終的に判断するのは自分自身だ。

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