築古戸建て購入の記録(大網1号物件) 第11話 「この家だよ」ボロ家を前にして覚悟を決めた日

大網白里市1号物件

「この家だよ」

不動産会社の営業車に先導してもらって、購入した家に到着した。

妻は、多分ボロいと思っただろうが、

「玄関ドア新しくてきれいだね」

って、褒めてくれた。

たまたま玄関ドアはリフォームしたものだったので、褒めるポイントがあって、妻にとっては都合が良かったのかもしれない。

そして、中に入って、僕が一通りすべての部屋を案内した。

妻はあまり反応はなかったが、それは仕方ない。

あくまでこれは僕の事業だ。

むしろ、何も言わないで問題ない。

都合よくとらえるなら、妻は僕に全幅の信頼をおいているとも言える。

それにしても、庭は草が生えて荒れ放題。

このジャングルを何とかしたい。

そう思った。

案内してくれた不動産会社の営業マンにお礼を言って、

「またこのあたりで安い物件がでたら宜しくお願いします。」

と伝えて別れた。

そして、僕と妻と2人、玄関の鍵をかけて道路に立ち、家を眺めた。

「よし、いよいよこれからだ!」

不動産賃貸業の大家としての始まり。

期待と不安の入り交じる中、その家を眺めながら覚悟を決めた。

そして、妻と僕は近くのラーメン屋で食事をして自宅に戻った。

その夜、僕はパソコンでリフォーム会社を探していた。

すでに目星を付けていた会社がある。

それは、千葉県の外房に本社を構える「ピカいち」というリフォーム会社だ。

なぜなら、僕が読み漁った書籍の中で、この会社の社長の書かれた本があったのと、戸建て賃貸業をしているYou Tuberの方も使っているという話を聞いたことがあるからだ。

ただし、僕は100%他人の情報を鵜呑みにしないようにしている。

絶対にピカいちがいいのかは、比較しなければ分からない。

なので、複数の業者から見積もってもらうために、近くのリフォーム会社、工務店を探していた。

ピカいち以外の候補となるリフォーム会社を見つけて、ダイソーで買ったメモ帳を1枚切って、5社の名前と電話番号を書いた。

その日、慣れないことをして疲れていたせいか、その後も愛用のMacBookでリフォームのYou Tube動画をみながら、いつの間にか電気を付けっぱなしで寝てしまっていた。

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