僕が区分ワンルームを“最初に買わない”と決めるまでの軌跡【第1話】

不動産賃貸業戦略

「なぜ僕は“あえてワンルームマンションを買わなかったのか”」

あなたは区分ワンルームマンションなら金額も手頃で初めての不動産賃貸業としてはいいかもと思ってないだろうか。

最近では、不動産賃貸業の書籍も豊富に出版されていたり、Youtubeなどの解説動画などもあって、区分ワンルームマンションについての情報が多い。

区分ワンルームをおすすめする人、否定する人、それぞれのインフルエンサーがいるが、僕の不動産賃貸業の戦略としては、初心者にはおすすめしない。

実は、僕が不動産賃貸業に興味を持って、初めて内見に行ったのは東京都内の中古のワンルームマンションだった。

時は2001年の2月。

長女が生まれる1か月半前に、僕はお腹の大きな妻と一緒に、東京の大森海岸駅に内覧のため、電車で向かった。

前年の2000年にロバート・キヨサキ氏の「金持ち父さん貧乏父さん」を読んだ僕は、衝撃を受けて賃貸用の不動産を購入しようと思ったのだ。

(金持ち父さん貧乏父さんについての書評は、このブログでカテゴリ化しているので、詳細はそちらを読んでほしい。)

その後、僕は2003年に藤山勇司先生の本を買ったり、2004年に沢孝史先生の本を購入した。

この2000年代前半頃から、サラリーマン大家というのが日本で流行りだしたのだ。

しかし、2001年当時は今のようにYouTubeも無く、不動産賃貸業に関する書籍などもほとんどなかった。

だから、僕は実際にワンルームマンションの購入については、自分で見て判断するしか方法がなかったのだ。

結果的には、いまだに1軒もワンルームマンションを所有してないのだが、今に至るマンションを購入しなかった軌跡について、シリーズとしてログとして残しておきたいと思った。

誤解しないでいただきたいのだが、区分ワンルームマンションは全員が買ってはいけないものではないということだ。

あくまで、僕の意見として”初心者”や”初期の段階で”はおすすめしないというだけだ。

そこだけは、繰り返しになるがお伝えしておきたい。

さて、話を2000年に戻そう。

僕はご他聞に漏れず、はじめて不動産賃貸業に興味を持ったのがロバート・キヨサキ氏の「金持ち父さん貧乏父さん」の影響だ。

その本を読んで、サラリーマン(Employee)ではお金持ちになれない、最終的には投資家(Investor)を目指さないといけないと思った。

そして、具体的には自分のポケットにお金が入るもの(資産)を購入しないといけない。

その1つが不動産で、ロバート・キヨサキ氏は自身の不動産賃貸業の初期のエピソードを綴っていた。

それを読んだ若かりし頃(まだ20代前半)の僕は、

「不動産を買おう!」

と思い立ったわけだ。

今思うと、なんて単純なヤツだと恥ずかしくなる。

ただ、実際に不動産を買うとなっても、まだヨチヨチ歩きの社会人になって間もない若造が、お金があるわけがない。

「僕でも買えるかもしれない不動産ってなんだ?」

そう考えて、思いついたのが中古の区分ワンルームマンションだった。

僕は、ホームページで「中古 投資用 ワンルームマンション」などのキーワードで、不動産を探し始めた。

その当時、すでに中古のワンルームマンションを販売しているポータルサイトがあって、そのサイトの中でやすいもの順に並べて物件を見ていたのだ。

とにかく僕でも買える物件が無いかという単純な発想だ。

しかし、当時出てきていたのは北海道の札幌市のマンションばかりだった。

「北海道の札幌かぁ。遠くて行けないな〜」

物件の値段は、とにかく安くて200万円とかからあった気がする。(定かではないが)

「どうして札幌の物件はこんなに安いのだろう・・・」

そう思っていたが、遠隔地ということで、買う気にはなれなかった。

一方で、東京の中古の物件はというと、最低でも600万円〜という値段だったと記憶している。

2000年に結婚したばかりの僕は、貯金なんてほとんどなかった。

しかし、銀行でお金を借りられたら東京の物件を買えるかもしれないという、安易な考えで毎日そのマンション業者のサイトを見ていたのだった。

そして、ある日見つけた2つの物件が、僕の判断を大きく変えていくことになる。

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