不動産実務検定1級を受けて感じた、本番で一番苦戦したこと

不動産実務検定1級

「やっぱり、講義を受けたときにもらった問題と同じ問題はでないよな」

そんなことを思いながら、1問1問取り組んだ。

そもそも、講義の際にもらえる問題はマルバツ形式だが、実際の試験は4択だ。

事前にChatGPTからアドバイスをもらっていたのは、「正しいものを選択する」のか「誤っているものを選択する」のかをちゃんと確認して回答することだった。

冷静なときなら

「あたりまえでしょ」

と思うのだが、実際の試験になると、意外と間違えるポイントになる。

僕はChat GPTのアドバイス通り、問題をチェックして回答を進めていった。

半年前に不動産実務検定2級を受験したので、普通にやれば時間が少し残ることは知っていた。

しかし、今回の1級は、選択に迷う問題が多いように感じたので、最後に見直しをする時間がほしい。

僕は、ほぼこれが正解の選択肢だと思ったものは、最後の選択肢まで読まずに、チェックを入れて次の問題に行くというテクニックも使った。

とはいえ、そんな正解だとわかる問題もかなり少ない。

それでも全体で見れば数分は節約できたと思う。

逆に、選択に迷う問題なら、とりあえずチェックを入れて、あとで確認するボタンにチェックを入れておいた。

こうすることで、後で見直しをするときに、選択に迷った問題だけを効率よく見直すことができる。

僕は10問くらいまで回答したところで、違和感を覚えた。

「集中できない」

いつもは、紙に印刷した問題を見て勉強していたのだが、本番のテスト環境は画面に表示された問題だ。

あなたも、パソコンの画面で文書を読むよりも、印刷された文書を読んだほうが頭に入るという経験をしたことはないだろうか。

まさにそれだ。

文字は追っているのに、内容がしっかり頭に入ってこない状態だった。

「このままだとヤバイかもしれない」

僕は、一旦マウスとキーボードから手を離して冷静に天井を見つめた。

「どうすれば集中できるだろうか」

数秒考えて、姿勢を見直した。

それまでは、椅子の背もたれにおっかかり、遠目で問題を見ていた。

そして、今度は姿勢を前傾姿勢にして、画面の近くで問題に取り組んだ。

人間、面白いことに姿勢によって集中力が変わるものだ。

小学生の頃、先生に「姿勢正しく」と言われたのは、理にかなっているのかもしれない。

姿勢を変えたことで、かなり集中して問題を解くことができた。

そして、全ての問題の回答を入力して、まだ数分残っていたので、見直しを始めた。

2級を受けたときは、見直す問題の中で選択肢を変えたものは少なかったが、今回の1級は何問か選択肢を変えた。

迷った問題は選択肢を変えないほうがいいという意見もあるのだが、今回は消去法で選択肢を変えるものが多かった。

これが吉と出るか凶と出るか。

見直した問題は10問くらいあった。

見直しもほぼ終わる頃に、画面に表示されたカウントダウンタイマーを見るとあと残り15秒になっていた。

「もうこれでいこう」

僕はマウスから手を離し、画面に向かって両手で合掌した。

画面の右上では、カウントダウンタイマーが容赦なく減っていく。

「3、2、1」

画面が切り替わった。

「どうだ?」

僕は固唾を飲んで画面を見守った。

【不動産実務検定1級の受験期シリーズ】←前の記事次の記事→第1話はこちら

コメント