築古戸建てを初DIY。100均のリメイクシートに感動した日

大網白里市1号物件

「よし、早速リフォームに取り掛かるか」

コンビニで買ってきた朝食を食べ終わり、僕はやる気満々だった。

なぜなら、物件を購入するまでの約1年間、YouTubeでDIYリフォームをしている人の動画を見まくっていたので、自分でやってみたかったからだ。

船橋のダイソーで買ってきたリメイクシートを貼ってみたかった。

まずは2階の洋室化されている6帖の部屋の柱をリメイクシートで貼ってみようと思った。

この洋室化した部屋なのだが、元々和室だった部屋にクローゼットの収納を付けたような部屋だった。

なので、真壁(柱が見える和風の壁構造)だった。

この家は、売主の方が設備屋だったこともあって、DIYでリフォームをした痕跡があった。

そして、この2階の6帖の部屋も、柱にペンキが塗ってあったのだが、かなりムラがある。

さすがに見た目が非常に悪い。

ただ、塗装に関しては僕は全く知識がなかったし、ヤスリなどを使って塗装を剥がす必要もあるのかと思うと、面倒でやりたくない。

もちろん、綺麗にムラなく塗れる自信は無い。

僕は、2段の脚立にのり、柱にぴったりな木目調のリメイクシートを上から貼ってみた。

「おおっ、これすごいな」

リメイクシートが安くておすすめと紹介しているYouTuberがいたのだが、本当にそのとおりだった。

非常に薄いシートなのだが、パッと見ではシートが貼っているようには見えない。

ちゃんと木目の柱に見える。

しかも、塗装と違って素人がやってもムラなどもなく、かなり綺麗に貼れる。

ただ、100均のリメイクシートだけあって、サイズが長いものがないので、柱の途中でどうしても継ぎ足す必要がある。

継ぎ足すと、どうしても木目が合わないのだが、神経質な人でなければ気になるものではない。

ある程度妥協しないと、安くリフォームできないので、割り切って作業をしていた。

そして、最初の1本の柱がきれいな木目の柱に変身した!

「本物に見えるじゃないか」

僕はとても気持ちが高揚した。

そして、写真を撮影してFacebookに投稿した。

もちろん、会社の人が入っていないグループの友達限定でのアップだ。

そんな作業をしているうちに、朝9時を回った。

「一応、実家の親にも家を買ったって報告しておくか」

そう思ってスマホで親に連絡をした。

まあ、賃貸用の物件を購入したこと自体は大した話ではないのだが、早めに言っておこうと思ったからだ。

親には、賃貸用の家を購入して、毎週土日にリフォームするからしばらく行けないと伝えた。

そして、場所についても伝えた。

電話の先の親は、意外と心配をしている様子もなく、少しは安心した。

電話を切り、今度は天井をぐるりと回している長押(なげし/和室の壁上部にある横木)に木目のリメイクシートを貼っていった。

脚立に乗り、上を向いて作業をするので、ずっとのけぞった作業になる。

思ったよりも重労働だった。

YouTubeで、一人でDIYをしている人の動画を見ていると簡単そうに見える作業も、実際に自分でやってみると、その大変さに気付かされた。

「いやあ、こんなに大変な作業だとは思わなかったな」

映像で見るのとやってみるのとでは大違い。

休憩をとりながら、少しずつ作業を進めて行った。

そして、12時をすぎて1階のホームベースにしていた部屋に行き、飲み物を飲みながら休憩をしていたときだった。

「うわっ!誰?」

窓の外から僕を覗いているひとがいる。

かなり焦った。

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