あなたは、不動産賃貸業をするにあたって、人口減少についても気にかけているだろうか。
先日、2025年の日本人の出生数が発表された。
合計特殊出生率が1.14となり、出生数は約67万人に減少し、
いずれも統計開始以降で過去最低だそうだ。僕は先週、友人と2人で伊豆に旅行してきた。
その友人は子どもがなく、僕に子どもを育てるのにいくらくらいかかったのかを聞いてきた。
彼としては、テレビや新聞などの報道で、1人あたり数千万円もかかるようなイメージを持っていたらしい。
だから、本当にそんなにお金がかかるのかが気になったのだろう。子ども1人あたり育てるのにいくらかかったかなんて、普段は気にしたことはないのだが、改めて友人に、そんな質問をされて考えてみた。
一番お金がかかったのは大学4年間の学費だ。
ざっくり計算で、1人あたり1年で150万円かかった。
だから、4年で600万円。
そして、我が家の場合は高校についてはほとんどお金はかかってない。
高校が無償化されているからだ。
あとは小学校中学校のときはといえば、正直、食費がメインだ。
ただ、食費と言っても夫婦2人での生活の倍かかるかといえば、そんなことはない。
家族全体で見たら食費が少し増える位のレベルだろう。
あとは中学校や高校の時に塾代が月に数万円かかっていた。
就学前の費用もかかってはいたが、正直それほどかかった記憶はない。
子ども手当などがあったことも影響しているのかもしれない。
そう考えて、あくまで我が家の場合だが、子ども1人あたり1千万円ちょっとくらいではないかと答えた。
(ちなみに娘は大学だけ私立、息子は高校と大学が私立だったが、高校は通信制だった)
僕も妻と話をしたことがあったのだが、子ども2人を育て終えた今になって振り返ると、「もう1人くらいいても良かったかもしれないね」と話したことがある。
それなのに、マスコミの報道を見ていると、かなりお金がかかるという報道が目立つように思う。それを見て、子どもを諦める人もいるに違いないと思う。
そして出生率の低下や人口減少が、今後の不動産賃貸業に影響を及ぼすのは間違いなさそうだ。
知り合いの大家仲間と話をしていると、ここ数年で人口減少の影響が出始めているような気がしている。
不動産賃貸業をしている人にとって、今まで以上に投資エリアについて考えていかなければならない時代になってきていると思う。
しかし、この出生数のニュースを見ていても、残念ながら、1個人としてはなすすべはほぼ無い。
自分でコントロール可能な不動産賃貸業の経営方針については、きちんと正しい情報を見極めながら運営することができる。
人口に関するニュースを気にしつつも、自分の所有する物件、そして今後購入する物件の戦略・戦術については、これまで以上に十分検討したうえで判断していくことが重要になるだろう。


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